手術をご検討されている方へ
手術を行う場合には、当院院長の2022年までの勤務先で現在も強い連携のある順心神戸病院(神戸市垂水区小束台868-37)へと入院していただき、当院院長が執刀します。
※当院院長が順心神戸病院で執刀する場合、手術は原則水曜日に実施することになります。
※疾患や術式、あるいはご希望によっては、他の病院へとご紹介することがあります。
※セカンドオピニオンにも対応しております。
当院院長が執刀
整形外科にて2,100件以上の手術実績(うち脊椎外科手術1,300件以上)のある院長が、責任を持って執刀いたします。
手術決定~手術の実施までが短い
順心神戸病院は当院院長の前職場であり、整形外科を含めた各診療科とも強固な連携があることから、手術を行うことを決定してから入院・手術までの期間が非常に短くなっています。
患者様のご都合にもよりますが、手術決定の翌日や数日以内に入院し、手術を行うことが可能です。また緊急性の高い場合には、その日に入院し、すぐに手術を行うこともあります。
手術後は院長がそのまま当直し、翌日まで滞在
手術日、当院院長は手術後にそのまま順心神戸病院に当直します。そして翌日、立てる・歩けることを確認してから、たかだクリニックへと戻ります。
退院後のリハビリテーションにも柔軟に対応
退院後は、患者様の年齢、お住まい、お身体の状況などに応じて、適切な施設でのリハビリテーションへと移行します。
当院でも結構ですし、患者様のお住まいのお近くのクリニックをご紹介することも可能です。
※ただし、3カ月後、半年後、1年後には、どんなに調子がよくても、当院にお越しいただき、定期検査を行います。責任を持って治療を最後まで見届ける必要がありますので、ご協力ください。
手術方法
脊椎手術は大きく、圧迫術と固定術に分けられます。またしばしば、両者を組み合わせて手術を行います。
除圧術
神経が圧迫されて症状をきたしている場合に選択されます。
除圧術を行うケース
主に、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、脊髄症、頚椎症性神経根症などの治療において行われます。
固定術
スクリュー、ロッド(棒)、ケージなどを組み合わせることで、脊椎の変形の矯正、関節の不安定の改善を図ります。
固定術を行うケース
主に、腰椎変性すべり症、すべり症、腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、脊髄症、頚椎症性神経根症、側弯症、仙骨骨折、圧迫骨折などの治療において行われます。
手術の流れ
①当院(たかだクリニック)の受診・手術の決定
検査を行ったのち、患者様とよく話し合った上で、保存療法を行うか、手術を行うかを判断します。
手術を行うことが決定すれば、患者様のご都合をお伺いした上で、入院日・手術日を決定します。基本的に入院日は、手術日の前日(火曜日)となります。
②神戸順心病院への入院(原則火曜日)
神戸順心病院へと入院していただきます。
③手術日(原則水曜日)
当院院長が順心神戸病院へと出向き、手術を執刀します。
なお当院院長は、そのまま順心神戸病院で当直につきます。
術後の流れ
①手術翌日
手術翌日から、立つ・歩くリハビリテーションを開始します。
当院院長は、患者様が立てる・歩けることを見届けてから、たかだクリニックへと戻ります。
②手術翌日以降
当院院長が、たかだクリニックでの診療を終えてから、順心神戸病院に向かい、患者様の患部の状態などを確認します。
③手術翌週の土曜日
当院院長が、患者様だけでなく、患者様ご家族を交えて経過説明を行います。
またこのとき、正確な退院日を決定します。
④退院
退院は、おおよそ手術から2週間後になります。
⑤リハビリテーション
リハビリテーションは入院中だけでなく、退院後も必要になります。
当院ではリハビリテーション科を開設しております。当院に通っていただいても結構ですし、患者様のお住まいの近くのクリニック等をご紹介することも可能です。
⑥当院での定期的な検査
3カ月後、半年後、1年後には、どれだけ調子がよくても、無症状であっても、当院での定期検査を受けていただきます。
責任を持って治療を最後まで見届ける必要がありますので、ご協力くださいますよう、お願いします。
院長の手術実績
頚椎・胸椎・腰椎・仙椎の
治療・手術総実績
手術
2022年6月現在2,100件以上※内、脊椎外科は1,300件以上
保存的
加療
ブロック注射・骨折治療・骨粗鬆症治療などの保存的加療に対しても
多くの経験と実績がございます。
※脊椎疾患は、手術を行わなくても治る病気も多くございますので、その場合は、まず保存的加療から適切な治療を行います。
高齢でも手術は受けられる?
順心神戸病院は、外科・脳神経外科・整形外科・内科・脳神経内科などを備えた病院です。適切な全身管理のできる充実した設備が整っており、80歳以上の方に限っても、年間で数十~100件の手術を行い、良好な結果を得ています。
また執刀にあたる当院院長は、整形外科においてこれまで(2022年8月現在)に2,100件以上の手術(うち脊椎外科手術1,300件以上)を行って参りました。
もちろん、「何が何でも手術」とおすすめすることはありません。患者様お一人おひとりのリスクやライフスタイルを考慮して、手術をするかどうかの判断をいたします。
手術を受けると決めている方も、手術をしようかまだ迷っているという方も、安心してご相談ください。